最も気軽に始めることができる投資の1つなので、とても馴染みのある金融商品だと思います。
しかし、馴染みがあるゆえに日本には多くの投資信託があり、その銘柄数は3000弱もあると言われています。その分、様々な企業・国が対象おの投資信託があり、分散投資とはいえ下手をすると大損をしてしまいます。
そこで今回は皆さんが損をしない投資信託の選び方・見直し方についてご紹介します。
特にこの記事を読んでもらいたい人は
✅投資信託は買ってからずっと何も気にせず放置をしている
✅銀行・証券の人の任せで短期的に売買を繰り返してる
持ってる投資信託がどのようなものか今一度確認してみましょう。持ち続けているだけで、年間5~10万円損しているかもしれません。
保険の見直しのように投資信託の見直しもすべきです。
ただし、後述しますが銀行や証券会社に行って見直しはしてはいけません。
投資信託選び・見直しで大切なポイント
- コスト
- アクティブファンドかインデックスファンドか
- 投資対象
見直すべきポイント①コスト
40代以降の人は投資信託を保有している人も多いと思いますが、基本的に銀行や証券会社、信用金庫等の店頭で購入する投資信託は長期保有に適していません。理由は手数料が高いからです。
投資信託を購入・保有していると発生するコストは
- 購入時手数料
- 信託報酬(1年ごとにかかる管理費)
があります。
SBI証券や楽天証券のようなネット証券で買う場合の多くは、購入時手数料は無料(ノーロード)です。
一方で、店頭で勧められる投資信託の購入時手数料は3%前後のものがとてもあります。
手数料が3%というのは、100万の投資信託を買った場合、3万円も支払っているということです。
皆さんが保有している投資信託が以下のものだと損する可能性が高いので、よくチェックして下さい。
✅購入時手数料が1.0%以上
✅信託報酬が年利 0.2%以上
✅運用期間が有限
✅純資産が10億円未満
⇒途中で強制解約される(繰り上げ償還)可能性がある
見直すべきポイント②アクティブファンドかインデックスファンドか
結論、「インデックスファンド」が良いです。単純に勝率の問題です。
世界最大の指数提供会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズの2016年の調査によると、米国株式クラスのアクティブファンドのインデックスに対する勝率は、1年で15%、5年で8%、10年で15%しかなく、全期間をとおして10〜15%の勝率しかありません。
アクティブファンドの方が手数料が高いのに勝率が低いのならば、わざわざアクティブファンドにする理由はありませんね。
見直すべきポイント③投資対象
投資信託は複利効果やつみたてNISAを利用しての長期投資が効果的ですので、米国指数に連動しているものがよいでしょう。
米国株指数が長期投資に向いている理由はこちら
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まとめ
投資信託選びや見直しで最も大切なことは手数料や信託報酬料といった「コスト」をかけないで済ませることです。
いくら長期投資に向いているS&P500や米国株に連動した投資信託でも、購入時手数料が3%のものを買っては損してしまいます。
あとは冒頭にもお伝えしましたが、間違っても銀行や証券会社の窓口で相談しないことです。
基本的には、
・SBI証券や楽天証券
・手数料無料(ノーロード)
・「つみたてNISA」
の投資信託を選べば無難だと思います。
ではまた!
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